両親とタイ・チェンマイで観光 6泊7日 モデルコース

タイ

両親とタイ・チェンマイで観光 6泊7日 モデルコース

 皆さん、ご自分のご両親との旅行はどのくらい行っていますか。
 両親を連れての海外旅行って、食事なり観光スポットなり、綿密な計画と体力が欠かせない、なかなかの一大プロジェクトですよね。
 しかし、ほとんどの人は大人になって親との家族旅行の機会がどんどん減っているのではないかと思いますし、一回一回一緒にいる時間を大切にしたいと思いますね。
 
 今回は親を連れてのタイ・チェンマイでの観光プランをご参考にシェアしていきたいです。
 タイ観光というと、バンコクを選ぶ方も多いと思いますが、北部都市であるチェンマイの方は大人の親子旅行にぴったりではないかと思います。
 ほどよい観光客数、ほどよい賑やかさ、自然やゆっくり体験できるアクティビティも数多くありますので、ぜひヒントだけでも良いので参考してご両親を連れて行って見ください。  

6泊7日 スケジュール概要

 チェンマイでは週末限定や曜日限定のイベントが多く、木曜日到着で金土日のイベントを存分に楽しめてから月曜日以降はゆっくりしたスケジュールをお勧めします。
 移動日を含めて1週間あれば充分楽しめるのではないかと思います。

日程 アクティビティ
0日目 移動出発※
1日目 ローカルマーケット→ダーペイ門など市内散策→マッサージ→川沿いディナー
2日目

ココナッツマーケット→お昼(カオソイ)→タイ伝統服体験

3日目 ドイステープ→絶景カフェ→サンデーナイトマーケット
4日目 象カフェ→マッサージ→ディナー(タイ北部火鍋)
5日目 ピン川クルーズ→ワローロット市場 お土産購入→→ラストディナー
6日目 移動帰国

※(23年12月時点)東京からチェンマイは直行便がなく、最短9.5時間で到着できます。東京ーチェンマイ
関西国際空港からLCCの直行便が毎週月水金日に運行しており、4.5~5時間かかります。ベッドジェット 

 

1日目  

ローカルマーケット(雲南ムスリム金曜朝市)

 0日目の移動疲れを考慮して、1日目はゆっくりした旅行にしたいので、市内を中心にまわっていきます。
 毎週金曜日早朝〜お昼にしか出店しない朝市場ですが、ローカルの方やチェンマイで長期滞在する外国人、観光客などが賑わう市場です。
 お野菜を中心に、肉類や果物、調味料、衣料品なども販売されています。チェンマイのハラルストリートに位置しており、はじまり当初は数店舗で礼拝にくるムスリムの方に持ち帰り用のものを提供するところでしたが、次第に規模が大きくなり、今やチェンマイでは人気の市場の一つになっています。
 タイ、中国などが融合したマーケットで、ローカルの日常生活を覗ける楽しい市場です。

所要時間:1時間

場所:

 

ターペイ門付近市内散策

 ターペー門はチェンマイの旧市街を囲む城壁に作られた5つの門のうちの1つで、城壁の東側に位置しています。
 5つの門の中では唯一扉のある門で、バーン・チェンルアックと呼ばれるコミュニティの傍に位置していたため当初はチェンルアック門と呼ばれていましたが、後にターペーの名で呼ばれるようになりました。城壁はランナー王朝のチェンマイへの遷都と共に建てられ、現在のターペー門は1985年に歴史資料に基づいて再建されました。ターペイ門

 ターペイ門の広場ではハトと一緒に写真を撮ることができて、一人あたり100バーツくらいです(写真を撮る前にお店の人にお値段をよく確認した方がよい)。
 こんな↓感じでインスタ映えの写真をちゃんと撮ってくれます。

  鳩が飛び上がる様子です

所要時間:1〜2時間

場所:

マッサージ

 チェンマイの物価も数年前と比べて高くなってきていますが、マッサージは断然に日本よりお得です。バンコクやプーケットといった有名な観光地よりも安く、相場は1時間は250〜1000バーツほどバラバラですが、250バーツでも十分いいマッサージを受けられます。
 マッサージ屋さんの数は数えられないほど多いので、一番近くにあるお店を試してもほぼハズレはないと思います。

所要時間:1~2時間

川沿いディナー

 ピン川(Ping River)は、タイを流れる河川で、ナーン川と共に、チャオプラヤー川の主要な支流の一つであり、全長569KMである。

 夕方に川沿いで景色を見ながら食事をするのは気持ちいいものです。川沿いではいくつかバンド付きのレストランもありますので、川風を感じながら音楽と共にタイ料理を楽しめます。

川沿いの夜のレストランです

所要時間:2時間

地図:

2日目

 2日目は少し観光っぽいところに連れていきます。移動はGrabやIndriveなど配車APPを使うと便利です。

ココナッツマーケット

 ココナッツツリーがいっぱいで南国の雰囲気を存分に味わえる週末限定の市場です。
とにかく緑に癒される場所で、個人的に結構お気に入りのスポットですが、自然が好きなご両親ならきっと行ったら満足するのでしょう。 
 敷地内にある飲食や衣料品の屋台はそれほど多くないですが、おつまみ程度にはちょうどいいところです。  

  ココナツの林です

所要時間:2〜2.5時間(市内からの移動を含む)

地図:

タイ伝統衣装体験

 昼食後、タイ伝統衣装体験に向かいます。
 せっかくタイに来たので、現地の伝統服を体験して見ませんか。浴衣を着て京都で散策するような感じで、衣装を着て市内のお寺を回ってみて、ザ・タイの雰囲気を存分に味わいます。
 レンタル店舗は市内にも複数店舗ありますので、アクセスしやすいです。相場は一人4時間レンタルで400〜500バーツになります。衣装の他、ヘアセットや撮影も追加するなら少し高くなります。

タイ伝統服装を着ている60代夫婦です

所要時間:3〜4時間

地図:

3日目

 3日目にはアクティブなプランで行きます。

ドイステープ

「ワット・プラタート・ドイ・ステープ」は、チェンマイ市街から約15km西にそびえる標高1,080mのステープ山頂にある寺院。今から約640年前にタイ北部を統治していたクーナ王によって建立されたと言われています。チェンマイを代表する観光スポットで、この寺院に参拝しないとチェンマイを訪れたことにはならないといわれるほどの名所です。 ドイステープ

 軽めのハイキングコースで、306段の階段を登りましたらお寺の入り口に到着します。見所は高さ22mの黄金に輝く巨大な仏塔とチェンマイ市内の景色を一望できる展望台です(天気が良い時、写真のようにチェンマイ空港や堀が見えます)。
 山頂で眺める市内の風景と青空です

所要時間:2〜2.5時間

地図:

絶景カフェ

 チェンマイにはカフェの数でも有名ですが、カフェ園内が霧が広がり、しっとりとした木々や苔、滝があり、入った途端カフェではなくまるで森の中にいるような錯覚になります。
 メニューはGoogleでご参照ください。タイ料理やカフェメニューがあり、両親とゆっくり喋りながら食事できる場所です。

霧に纏うカフェです。

所要時間:2時間

地図:

サンデーナイトマーケット

 毎週日曜日夕方から出店するサンデーナイトマーケットは、チェンマイ市内規模が最も大きいナイトマーケットだそうです。
 ターペイ門から市内に繋がる歩行者天国には数多くの手芸品や衣料品など観光客向けの屋台が立ち並びます。昼間はお寺だったところは、夜になると広場がフードコートになり、気軽にタイ料理を楽しめます。

所要時間:2時間

地図:

4日目

象カフェ

 チェンマイには象キャンプがいくつかありますが、ツーアに参加するほどでもなく象と触れ合いたい場合、市内から車1時間弱で行ける象カフェがおすすめです。
 カフェがメインなので、食事やドリンクを購入すれば、象と写真を撮るだけなら無料です。近くに食事するいいところはあまり見つからないので、お店で軽食を取るのが賢明かもしれません。
 そして、バナナの餌は1バケツで100バーツで購入もできます。象に乗って散策するのもできますが、ほとんど乗っている人はいません。象さん達は比較的に自由に動いている感じです。
 猫カフェの代わりに象カフェはいかがでしょうか。

山をバックにした象の形のクッキーです

大きな象です

所要時間:3.5~4時間(移動含む)

地図:

ディナー・タイ北部火鍋

 市内に戻ってきて再びマッサージを受けてから夜はタイ北部特色の火鍋に向かいます。
土鍋が特徴で、豚肉や牛肉が柔らかくて食べ応えがあります。
 そして、なんと(お酒なしで)一人当たり150バーツほどコスパ最高です。

所要時間:2時間

タイ火鍋の店の前です

地図:

 

5日目

 最終日はゆっくりしてからお土産を購入し長い旅の終了に向かいます。

ピン川クルーズ

 朝からピン川でクルーズに乗って沿岸のローカル景色を楽しみながら回るツーアに参加します。 ピン川クルーズ 公式サイト 市内周辺ならホテルピックアップの可能で、2時間の船コースに乗り出します。45分ほど運行すると、沿岸にある小さな村に到着します。上陸して、ガイドさんが村内の植物などを解説してくれます。
 食事のプランを予約した場合、そこでお昼を取ります。カオソイ(カレー麺)セットを取り、アイスクリームとジュースもセットで出てきます。
 30分後帰路の船に乗ります。

所要時間:3時間  

地図:

お土産購入@ワローロット市場

 帰国前のお土産購入はタイ手芸品や工芸品、お菓子が豊富なワローロット市場に行きます。

 ラーマ5世王時代(1868〜1910年)、チェンマイ出身の側室チャオ・ダララサミー妃の発案でつくられた由緒のある市場。

「ワローロット」とは、当時のチェンマイを治めていたインタワローロット王が市場建設に当たり建設費を提供した関係で名づけられました。地元の人々の間では「カード・ルアン」(=最大の市場)と呼ばれ親しまれています。

 地下1階地上3階の巨大な建物に入ると、生鮮食料品、衣類、伝統工芸品などおよそ500の店が軒を並べ、文字通りチェンマイで最も大きい市場は、地元の人々はもちろん、北部タイならではの食べ物やお土産を求める観光客も多く訪れます。

ワローロット市場
 
 乾燥マンゴーなどお土産にピッタリなものを選び放題です。 

所要時間:1.5〜2時間

地図:

まとめ

 チェンマイの魅力はまだまだ発掘待ちですが、1週間の時間があればまず人気なスポットを回れるのではないかと思います。
 自然、カフェ、動物、グルメ、伝統文化の要素を取り入れた6泊7日のプランです。もしご両親とチェンマイに来られるなら、一部入れ替えたりしてプランをご参考ください。
 最後に、両親と海外旅行のTipsですが、「お水の用意、お手洗いのこまめの確認、使い慣れた小物の持ち歩き(水筒など)」に気をつけられるとより両親と楽しめる旅にできるのではないかと思います。

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